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ミネラルとは

1.ミネラルについて
体内にミネラルが存在することは、分析方法が確立する以前にすでにわかっていました。
血液中の鉄分が発見されたのは、1747年の事です。しかし体内でミネラルがどのような働きをするかをはっきりさせるには化学の発達を待たねばなりませんでした。

現在、私達が使っているミネラルという言葉は、近代化学の発見以前の学者がつけたもので、動物でも植物でもないものを全部まとめて言い表していました。

現在では、動物にも植物にもミネラルが含まれていることはだれでも知っています。その昔ミネラルは、あたかも岩のように変化しないものと考えられていましたが、今では動物でも植物でも命あるものは皆、生命活動をする上で体内で非常に活発な働きをしていることがわかっています。
2.ミネラルの働きは、鎖の輪
鉄の不足は鉄剤だけを与えれば良い、あるいは食事中の鉄量を増加させれば良いと言うものではありません。ミネラルや、栄養素はすべて互いのバランスによって保たれています。

例えば鎖の輪のように一つが欠けても、この鎖の輪は輪になりません。ですから鉄を吸収するためには銅やビタミンC、タンパク質等が必要なのです。

これらが不足すると鉄は吸収されなくなります。さらに胃酸も鉄の吸収には重要な働きをします。胃酸の分泌を促進するよう調理に酸味、果物酢(レモン・かぼすなど)香辛料や香味野菜などをとり入れる工夫も大事です。

自然界が作り出したバランスのとれた、マルチミネラル・マルチビタミン、これがアルファルファを原料にしたスーパーベジタブルです。野菜が少ないと思った時など日頃の健康維持にお役立て下さい。
3.自然の命をいただきます。
私達は食事をするとき「いただきます」と手を合わせて合掌することを知っています。昔の人達は食事をいただくことは、生きている命をいただくことが実感できたのですが、今日では飽食の時代の有り難さが逆に災いして、命をいただく実感が少なくなったと感じます。

生きた命をいただき、生かされている自分に感謝するとともに、いただく食事の栄養(ミネラルバランスも含め)を考えてみたいと思います。 生きている命をいただくと言うことは、動植物を問わず気のある健康な生命そのものをいただくことです。

本来私達の食事は蛋白質、脂肪、ビタミンをはじめ、ミネラル微量元素をバランスよく含んだ食材の筈です。しかしながら今日の食生活に於いては、精製された白米をはじめあらゆる食品が部分食で、野菜においても皮をむき、肉類に至っては部分食の典型です。

現代のこのような食習慣のなかでは、どうしてもカロリーのとり過ぎが目立ち、ミネラル・微量元素・せんいの不足が甚だしく、成人病増大の原因となっています。これらの栄養を補うには生命力豊かな緑の野菜類、または、野菜補助食品で補う必要があります。
4.元素どうしの拮抗作用
体が食物からぜひ摂取すべき栄養素が必須栄養素ですが、その中のミネラル類を必須ミネラルまたは有用ミネラルと呼んでいます。

昨今の便利な文明食品の多い食生活の中で、カルシウム・マグネシウム・鉄をはじめとする微量元素は体の要求量を十分に満たすまで確保できない点をしっかり吟味しなければなりません。

さらに有用ミネラルでも生体内では相互間に協力作用だけでなく、かなり強い「拮抗作用」があり、典型的な例は多量ミネラルのナトリウム(Na)とカリウム(K)です。またカルシウム(Ca)・リン(P)・マグネシウム(Mg)も同じように拮抗作用があり、例えばリンを過剰に摂取するとカルシウムの排泄を促してその不足を招きます。

そのカルシウムだけを十分に補完すると、今度はカルシウム対マグネシウムのバランスが失われて、マグネシウムの不足を招きます。すなわちどのミネラルでも適量を大きく越えて過剰に摂取すると、一般に他のミネラル類の吸収を妨げたり、体外に排出を促します。

その他、鉄(Fe)・銅(Cu)・亜鉛(Zn)などの微量ミネラル相互間でも、同様なミネラルのアンバランスによる健康障害の症例があります。
自然界にはミネラルにおいても何ひとつ無意味で不必要な物はありません。しかし単一元素で補給しようとするとミネラルのバランスを失う心配があります。

例えばカルシウム製品でも、カルシウム単一元素のみを長期にわたり摂り続ける事は望ましくありません。これらのことから、できるだけカルシウムを多く含んだ自然食か、ミネラルバランスのとれた補助食品を選ぶべきでしょう。

アルファルファを原料とするスーパーベジタブルは、必要ミネラルをバランス良く持っている緑黄色野菜補助食品です。ミネラル微量元素を生命体として総合的に食べることが出来ます。
5.ガン予防に緑黄色野菜
■癌の危険度を減らす緑黄色野菜
国立癌センタ-平山雄博士による調査報告

平山博士は長年にわたって癌と生活習慣の関係を研究して、世界的に注目されています。例えば、タバコは肺癌だけでなく胃癌、喉頭癌、その他の癌とも深い関係にあることを調べ、タバコの弊害を説き続けています。

一方、緑黄色野菜が癌の予防に有効という平山説もよく知られています。今回の調査は全国12万人の男性を対象に、16年にわたって癌の発生率を追跡した大がかりなもので、これを分析しレ-ダ-チャ-トを図で示して発表しました。

(1)「酒、たばこ、肉食毎日、緑黄色野菜は毎日は食べない」という悪い生活習慣(ワースト生活者)の人の癌リスク(癌にかかる危険度)を100とすると、これに対して、(2)「酒、たばこ、肉食毎日」の人でも、緑黄色野菜を毎日食べていると、癌リスクはぐっと減っています。

全部位癌なら約 7割、喉頭癌で約 4割、胃癌で 6割の死亡率です。さらに、 (3)「酒、たばこ、肉食のどれも毎日せず、緑黄色野菜を毎日食べている」ベスト生活者となると、全部位癌のリスクは約 4割に減少しています。

喫煙、飲酒、肉食でも毎日緑黄色野菜を食べれば、癌危険度は 3割減となり、緑黄色野菜は癌の危険度を減らし、毒消しとして大きな役割を果たしていることが明らかになっています。

《 生活習慣と癌危険度》

(1)喫煙、飲酒、肉食は毎日、緑黄色野菜は毎日は食べない(ワースト生活者)   100
(2)喫煙、飲酒、肉食は毎日、緑黄色野菜も毎日食べる   70
(3)喫煙、飲酒、肉食を毎日はせず、緑黄色野菜は毎日食べる(ベスト生活者)
(4)喫煙は毎日、飲酒、肉食は毎日せず、緑黄色野菜は毎日食べる   40
数字は(1)グル-プ(ワースト生活者)の癌にかかる危険度を100として(2)(3)(4)の癌リスクを換算
6.第6次改定日本人の栄養所要量改定

厚生省による第6次改定日本人の栄養所要量が平成16年12月に改定されました。
今回の特記すべきは欠乏症の予防を主眼から過剰摂取への対応もできる様、ビタミン、ミネラルの上限値を設定されたことです。

又、答申の中でも、食事摂取基準の考え方を導入するなど健康増進及び生活習慣病予防の観点から、国民の健康・栄養状態、食生活等に適切に対応し得るよう改定に取り組むべきであると指摘している。

その中で無機質(ミネラル)の上限値を設定されているものを紹介します。ミネラルの摂取はバランスの上に生命活動に役立っているのであってミネラル欠乏症への補てんの重要性と、ミネラルを摂り過ぎない様、許容上限摂取量が設定されました。
特に単一ミネラル(単一元素)だけの摂取の危険をさける指標です。

<男 性>


無機質ミネラル 推奨量(mg):男 許容上限摂取量(mg):男
カルシウム 600 2300
7.2 55
リン 1050 3500
マグネシウム 370 350
0.8 10
ヨ ウ 素 150(μg) 3000(μg)
マンガン 4 11
セレン 35(μg) 450(μg)
亜鉛 9 30
クロム 40(μg) 250(μg)
モリブデン 25(μg) 320(μg)
カリウム 2000高血圧予防3500

厚生労働省医療食品局通達資料により

<女 性>


無機質ミネラル 推奨量(mg):男 許容上限摂取量(mg):男
カルシウム 600 2300
7.2 55
リン 1050 3500
マグネシウム 370 350
0.8 10
ヨ ウ 素 150(μg) 3000(μg)
マンガン 4 11
セレン 35(μg) 450(μg)
亜鉛 9 30
クロム 40(μg) 250(μg)
モリブデン 25(μg) 320(μg)
カリウム 2000高血圧予防3500

厚生労働省医療食品局通達資料により

7.最近のミネラル事情~ミネラル類規制緩和
厚生省の規制緩和の中で平成11年に緩和されたミネラルはカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、クロム、銅、フッ素、マンガン、モリブデン、ヨウ素などである。亜鉛以下のミネラルについては一日摂取量の上限値以下であること、を条件に、カプセル剤、錠剤、丸剤など従来医薬品的形状とされてきたものを医薬品扱いにしないこととした。

心疾患やキレる子供達の栄養状態は「ミネラルの摂取不足」が大きな要素だということも明らかになってきており、国民の栄養摂取は、戦後の食糧不足からカロリー過剰時代になって久しい。いよいよ「微量栄養素重視」の時代に向かわなければ生活習慣病の増加に歯止めはかからないだろう。

米国では、栄養補助食品の中で最もポピュラーに利用されているのがビタミン・ミネラルの商品だ。臨床の現場でもガンなどの治療のべ-スにビタミンを大量投与するのが常識だというほど、医師、消費者にかかわらずビタミン・ミネラルの必要性の知識が広く普及している。

一方、21世紀の資源として欧米の医療関係会社が躍起となって開発に乗り出しているのが「海洋資源」だ。医療、健康の新素材が唯一残っているともいわれているがその根本は、「ミネラル類の働き」で今後の解明に期待が集まっている。ともあれ、ミネラルの効果は今後どんどん解明されていくことは間違いない。
8.ミネラルは人体の潤滑油 水に溶かし効力を発揮する。
現代は、なぜミネラル不足といわれているのでしょうか。ミネラルは人体の潤滑油みたいなもので、他の栄養素を運んだり、酵素の一部として欠かせない働きをしています。

ミネラルの媒体は「水」であり、水の中に溶け込まれて初めてその効力を発揮するものです。人体に必要必須のミネラルはプラスのイオン(アルカリ金属)である(1)カルシウム(2)マグネシウム(3)カリウム(4)ナトリウムの四種とマイナスのイオン(酸性金属)である(1)リン(2)塩素(3)イオウの3種、計7つのイオンで、人体の酸と塩基(アルカリ)の平衡を保っているものです。

それにアルカリ金属を運ぶ重炭酸や有機酸が加わって体液のバランスを保っています。どちらが多くなっても入体は生命の維持が難しくなり、死を迎えます。
アルカリ金属が多くなってしまった状態をアルカローシス、酸性が多くなってしまった状態をアシドーシスといって、もはや病的状態となります。そして人体はPH7.4に保たれ、この内部環境の安定性の存在と維持を生体恒常性(ホメオスタシス)と呼んでいます。現代は内外の環境が崩れ、このホメオスタシスが正常に機能しなくなっています。

生命維持必須ミネラル7種の他に、微量必須のミネラルが15種あげられ、計22種ものミネラルが人体には必要で、欠けると体内のメカニズムがスムーズに働いてくれません。

人体の体重の60~70%は水分ですが、単なる水ではなく生命維持のために必要必須のミネラルが溶けている電解質の液体となっています。

そしてその液体は、細胞の中の水、細胞内液と細胞の外にある水、細胞外液のふたつがあり、細胞外液は血漿水と細胞間質液に分かれます。体重の50%近くが細胞の中の水としてあり15%内外が間質液、5%が血漿という分散をしています。

細胞の内外は細胞膜でへだてられ、その内外を結ぶトンネルをイオンチャネルと呼び、そのトンネルを通じて水とミネラルが出入りして移動することにより細胞は動いているものです。

そのため人体にとってミネラルバランスを保つということは、生命を維持することに他ならず食べた物によってそのバランスが保たれるのは当然のことです。

食べる物のミネラルバランスが悪ければそのバランスが崩れるのは当然なことで、現代は食べる物のミネラルバランスが悪くなってしまった時代といえます。なぜミネラルバランスが悪くなってしまったかといえば、生活することの循環が人口過剰で変わってしまったからに他なりません。

日本の土壌は火山灰地帯で、田畑にするためには土づくりから始めないとよい作物ができません。そのため堆肥作りは次かせないものでした。

雑木林の枯れ葉、牛、馬、豚、鶏の糞や、人糞を発酵して堆肥に変え土にもどし、また作物を作るという循環を繰り返していたため農業が発展したのです。

江戸時代までは人糞は海に捨てずに土壌にすべて還元されていました。ところが下水が完備され、衛生的になった反面、その還元がまったくストップしてしまったのです。

野菜に回虫が多いのは人糞の下肥のためと廃止されたものです。昭和20年代のことですが、肥料は三大栄養素、リン、チッソ、カリで十分野菜は育つと化学肥料を大量に散布し始めた時でもあります。紀元前からの方法がくずれてしまったものです。

リン、チッソ、カリの片寄った栄養素では、今まで培われてきた土壌には2~3年の間大豊作を与えましたが、当然微量元素が不足してきて、よい作物がとれず、病気が多くなってきてしまいました。

そこで農薬の大量使用が始まったのです。土壌を実際に分析するとリン、チッソ、カリは過剰、カルシウムも過剰、マグネシウムは畑によって過剰か不足か、亜鉛、銅、ホウ素などの微量ミネラルは不足しています。

カルシウムの過剰は、土壌の見かけのPHを上げるために多量投与されている水酸化カルシウム(消石灰)のためで、水に溶けないためカルシウムがあっても作物にまったく反映されません。

畑のミネラルバランスが片寄っている訳で、そこでとれた野菜もミネラルバランスが悪いということになります。もともと良い農産物には、カルシウム、マグネシウム、カリウムが多く含まれ、他の栄養素も多くなります。

良い作物は腐りにくい、味が良い、コクがあるなど特徴があり、いろいろな作物に、秀・優・良・特級・上級というようなランクがあるのも、良くできたか、それより落ちるかの差であり、ミネラルの豊富な良い作物の証でもあったのです。
9.部分食では栄養バランスはとれない
成人病の主な原因は栄養のアンバランスや微量栄養素の欠乏にあります。その補給こそ健康回復のための抜本的な原因療法です。

私達の健康(いのち)は毎日の食べ物で維持されています。毎日3度の食事の中で、今まで考えもしなかった不足栄養分があったとしたらどうでしょう。たぶん体のどこかに異常をきたし、不調を感じる様になるでしょう。

その不足栄養分とは多くの種類からなるミネラル・微量元素なのです。 近年の食材は大変便利で美しく、美味な物がなんでも手に入りますが、一方私達は精製された原料(白米・小麦・その他)を使用し、量産加工された物を利用しています。

これらの食品は、精製加工の段階でビタミン・ミネラルという着物を大部分脱ぎ捨ててしまうのです。
肉食の多い欧米人の先祖や、エスキモー、蒙古の住民は狩猟による肉食ですが特別な病気にはなりません。

彼らは一頭の羊でも食べられる所はすべて皮も内臓も胃腸も、骨までも食べるといわれています。彼らは動物の肉だけを食べずに全身を食べるために、肉食の害もなく子孫が繁栄したのでしょう。

気が付いて見ると私達は長い年月にわたり、自然界の恵みであるビタミン・ミネラルの不足に陥っていることが多いのです。 ストレスは、ビタミン・ミネラルの消費を増大します。

ストレスの多い現代社会では、ミネラル・微量元素の栄養要求量は増大しています。食事内容の改善と、微量元素が豊富に含まれているアルファルファーの粒などを補助食品としてを毎日利用することにより、きれいな血液を造り自然治癒力(病気が自然と治ろうとする力)を向上させることができます。
10.現代人の不調はミネラル・微量元素の欠乏から

栄養生化学療法で先駆的な米国メリディアン・バレー臨床試験所は、血清、赤血球、白血球、毛髪、血中のアミノ酸を総合的に査定してミネラル値を厳密に測定して調査しました。
この検査によれば、何となく体の不調を訴えている人は例外なく何らかのミネラルの欠乏状態にあることがわかりました。日常の食事はごく普通で偏りがないと思っている人たちばかりで、大多数の人は慢性的に欠乏状態にあると思って間違いないと同試験所は指摘しています。