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マンガン

1.マンガンの働き
糖質・脂質・たん白質の代謝に役立ち、エネルギーづくりに関係しています。

★疲労予防

★骨粗鬆症の予防

★記憶力を高める

★神経のイライラを和らげる
2.マンガンが不足すると
異常な筋肉の動き、痙攣を示します。マンガンは男性のインポテンスや女性の生殖不能症、消化器官不良、発作、痙攣に有効に働きます。

マンガンは母性本能とも関連し、妊娠している女性にも有効で、乳腺をはじめ健康的な腺を維持します。

欠乏症
★骨の発育低下

★生殖能力が低下

★生まれる子供が弱く、死亡率が高い

★運動失調をおこす

推奨所要量/1日
成人男子 4mg
成人女子 3.5mg
※許容上限摂取量 成人 11mg
3.マンガンを多く含む食品
マンガンは、全粒の大麦、小麦、ソバ、玄米、緑黄色野菜 肉類、豆類、酵母、干ししいたけ、落花生、 れんこん 、アルファルファなどに多く含まれますが、アルファルファを原料とするスーパーベジタブル粒などサプリメントで補給出来ます。
4.マンガンは愛情の塩
日本綜合医学会理事長の中嶋常允先生は、マンガンは生殖機能の維持に関係があるため「愛情の塩」と称され次のことを述べています。
マンガン不足の酪農地帯では受胎率が悪くなり、乳牛の場合1年に1頭産むのが3年に1頭程度になり、乳牛のお乳を搾ろうとすると乳房に触れられるのを嫌がり蹴ろうとする牛がいます。
その様な牛は発情期が遅れたり乱れたりしますので、自ら受胎率が悪くなります。牛ばかりでなく、人も同じくマンガンの欠乏は女性の受胎率も非常に悪くなり、性的不感症症候群に代表される男性を好まない女性が増えてきます。
またマンガン欠乏は子供に対しては愛情がなくなり、赤ちゃんが生まれてもかわいがらない。たとえば、子供の虐待、産み捨て、子供が泣くと無性に叩きたくなるなどの症状。これらもマンガン欠乏が一因になっているのではないかとの事です。
この様にマンガンは、生殖ホルモンの調節、骨の形成ホルモン、血液を作るのに大変重要な元素なのです。