納豆菌は好条件のもとでは30分で倍、倍と増えていきます。
たった1個の納豆菌でも16時間後には、40億個と天文学的な数にも達するのです。
その驚異的な繁殖力を維持するためには納豆菌白身、エネルギーを必要とします。大豆蛋白、糖質や脂質はもちろんですが、納豆菌はビタミンH(ビオチン)が含まれた食品を好むようです。
ビオチンをたくさん含まれている食品は大豆、カリフラワー、豚のレバー、アルファルファなどです。ところで、生きた納豆菌を一度に摂取することは出来ますが、いったいどのくらいの期間納豆菌がお腹の中に留まっているのでしょうか。
納豆菌は腸内細菌ではありませんから、大腸菌や乳酸菌のようにお腹の中に留まりません。
便を調べたところ、大体一週間で便の中から納豆菌は検出されなくなるといわれます。お腹の中をよりよい状態に常に保つ為には、生命力に溢れる納豆菌又は納豆を絶えず摂取することが大切です。