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がんに関する情報

新ガン革命

(要約 安保 徹 他二名 発行所㈱ヒカルランド)

新ガン革命

体全体のシステムを理解し病気の成り立ちを解明しなければならない。

ストレスが強く降りかかって生きる能力の限界を超えたとき病気になっている。ストレスは交感神経が緊張しステロイドホルモン特に、糖質コルチコイドが分泌されるのです。

交感神経刺激のアドレナリンも糖質コルチコイドも血糖を上昇させ体温を低下させます。危機を乗り越えようとしているのです。ストレスなどでこの状態が持続したとき、高血糖と低体温が多くの慢性病の引き金になってしまうのです。

現代医療は薬による対症療法に明け暮れています。これで慢性病が治る事はあり得ません。自然治癒力から始めなければなりません。

現代医療は外傷などに対する応急処置に大きな力を発揮し、ワクチンや抗生物質の効果は勝れています。影の部分として慢性疾患の治療に行き詰っています。遺伝子や細部の研究に集中している現状では病気のメカニズムは解明できません。

時代と共に病気の原因は変化している、対症療法が長期に続いたとき、自然治癒力の機会を奪ってしまうのです。

東洋医学では【めんげん反応】を利用した治療法で漢方薬、鍼灸、指圧、気功、整体などで、漢方薬は体にとって毒作用のあるものを少量摂ると排泄反応を起こす、この反応が副交感神経反射になり、便秘が解消、利尿作用、血行促進作用などが出現する。

交感神経緊張で起こる脈拍の上昇、血圧の上昇、血糖の上昇は危機的環境から逃れる為で、血管収縮によって低体温となります、長い期間ストレスが続くと病気の発症で、高血圧、糖尿病、冷え性などとして具体的な病気を作り出す。

副交感神経に偏り過ぎた生き方はストレス耐性を失う、筋力の低下、無気力、疲れやすい、姿勢の悪化、骨格の弱退化などを起こす。

体温は忙しい人36.8℃、中間の生き方の人36.5℃、静な人は36.2℃が標準で、体調が勝れない時は0.3℃から0.5℃低下しているときである。37.2℃になると体温は下降し始める、血管の収縮が強くなり血流が障害されてくるからである。

36℃以下では、腎臓病、目の病気、糖尿病、不整脈など、皮膚は低体温の害が一番出やすい、ガン、うつ病の患者が多い。

体を温めて直す事で、外から熱を上げる(お風呂など)、体を動かす、冷たいものを口にしない等心掛けねばならない。

細胞分裂は解糖系で得たエネルギーで5℃位低い温度で働く、ミトコンドリア系は37℃から39℃の体温で働く。脳神経細胞、心筋細胞、骨格筋のうちの赤筋は多くの熱を発生し分裂がほとんど無い臓器で持続的に働き続ける。

クエン酸回路と電子伝達系でエネルギーを作っているが温度依存性、酸素依存性で電子伝達系は紫外線や放射線のエネルギーを得て水素をプロトンと電子にしている。放射線はカリウム40の力で、電子伝達系が活性化している。

医療の世界が原因不明として対症療法を続ける流れの中、一般の人は自分の生き方の偏りなどに注意を払うことなく、レベルは未熟のまま拡大し続けているのが現状です。

永く飲み続けてよい薬はこの世には存在しない、コレステロール降下剤は横紋筋融解症で寝たきりの生活、血圧降下剤は末梢の血流を抑制して認知症の危険性があり、無理しても病気、楽しても病気という考えを学んでおきましょう。

消炎鎮痛剤は血管収縮作用があるので炎症を止めますが血流障害が起き、短期的に見れば腫れが収まり、熱が下がり、痛みが取れるのですが、長期的に見れば病気を治す力を失うという事です。病気の時は炎症は治る為のステップと理解して炎症を甘んじて受けるという考えが必要です。

私たちは瞬発力と分裂は解糖系で低体温、低酸素の条件における働きでまかない、持続力はミトコンドリア系で高体温で酸素を使っての働きでまかなっています。ミトコンドリアは細胞中に4,000から5,000子程度ですが,成熟した卵子は実に10万個も存在しています。

心筋細胞、骨格筋のうちの赤筋、脳神経細胞は三歳位までに分裂は終わり、後は一生使い続けます。
ミトコンドリアの少ないものは体の表面にある筋肉、皮膚の細胞、腸の上皮細胞、精子などで、分裂抑制遺伝子が働かないので分裂が起こります。

解糖系の生体のエネルギー通貨といわれるアデノシン三リン酸(ATP)の生成は2分子で32℃が適温にたいし、ミトコンドリア系でのATPの生成は36分子で37℃以上が適温であり、解糖系とミトコンドリア系の比率は、大人の場合1対1に対し、子供期は7対3であり、老人期は2対8位となっている。

子供期の食欲旺盛の理由と老人期になり食が細くなる理由もここにある。
ガン細胞はミトコンドリアが少なく、ナトリウムを多く取り込んで、カリウムが少ない。放射性物質のカリウム40はミトコンドリアを刺激しますが、ガン細胞はカリウムの要求性が低い。

今は複雑なガンの治療法は一切必要ない。暖める事と、深呼吸する事の二つでガンの分裂は一ヶ月以内に完全に止まると思います。後は腸管免疫を高める為に腸内環境を整えること、食物繊維を豊富に摂取する事です。