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お薦めBookの要約集
がんに関する情報

ガンは自分で治せる2

(安保 徹 著/マキノ出版)

第二章 発ガンのしくみがわかった

紫外線や発がん物質など、 外因性の要因はガン全体の三割程度であり、内因性の要因つまり働きすぎや心の悩み、薬の使いすぎなどその人の生き方そのものに原因がある。

心身にストレスとなって強力に交感神経緊張状態を招き、顆粒球増多→活性酸素の大量発生→組織破壊→リンパ球の減少→免疫力の低下→分泌機能の低下とガンを呼び込む体調を作り上げていく。

短期間に働きすぎの人は赤血球が顆粒球によって破壊され、赤血球の連銭現象によって血流障害にて心筋梗塞などにて倒れる。

長期にわたる過重労働の場合、細胞の分裂増殖が速いスピードで進行し、組織が何度も再生を繰り返すうちに細胞増殖関連遺伝子に異常が起こり、増殖の調節が利かなくなり、無限の増殖に駆り立てる遺伝子になってしまう。

心の悩みもまた交感神経の持続的な緊張を招きます。すると顆粒球の増多、血流障害、組織破壊、免疫力の低下と言う一連の現象が起こり発ガンします。

痛み止めはプロスタグランジンが作られるのを抑える働きがあり、これが産生されないと交感神経にブレーキがかけられなくなり、顆粒球が増え、活性酸素が多量発生して組織破壊が進み、ガンとなる。薬物への依存を断つことが大切です。

ガンにならない為の六か条

①働きすぎを止めて十分な睡眠をとる。 ②心の悩みを抱えない。 ③腸の働きを高める。 ④血行をよくする。 ⑤薬漬けから逃れる。 ⑥がん検診を受けない。
抗酸化作用のあるサブリメントは過剰摂取すると体内に酸化物として停滞しこれが活性酸素を発生させる。大量に摂ると発ガンリスクが上がります。

がん検診を勧めない 第一の理由

恐怖心をあおるがん検診は受けないことです。
なぜならば有効性に対する疑問で検診を受けたほうが死亡率が低いと言われるが、統計の取り方では逆転することもあり、有効であると言う意見と無効であると言う意見は半々になっています。

がん検診を勧めない 第二の理由

第二の理由は、「ガン検診で要精密検査などと告げられたときの恐怖が発ガンを促すことになるからです。ガン検診で要精密検査といわれる人は実際に見つかる人の20倍ぐらいであるとの事ですが恐怖心は消せません。

がん検診を勧めない 第三の理由

検診を勧めない理由その三自己検診のほうが、それをきっかけに生活を見直し、副交感神経を刺激する生活を送りガンを早目に治すことが出来るからです。
普段の生活で体調をチェックするほうが大切です。

顔色が悪い。疲れやすい。
食欲が無い。眠れないなどの症状があれば、働きすぎていないか。悩み事に押しつぶされそうになっていないか。特定の薬を飲み続けていないか。暴飲暴食が続いていないかなど思い当たることがあればそれを取り除いて様子を見る。それでも体調が回復しないとなったら検査を受けると良いでしょう。

体調を無視してしまうからで、体の声に耳を澄ませばガン検診に頼らずともガンは早期に発見できます。
白血球のバランスを調べることは、自分の体調をつかむための格好の材料となります。